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FXのレバレッジ規制はどうなる?レバレッジ規制への対策法とは

投稿日:2019年2月10日 更新日:

この記事の監修

株式会社インベストメントカレッジ 
吉田健吾

累計12万5000人以上の個人投資家が学ぶ投資スクール「Daily Wealth」の運営責任者。講師には、カリスマFXトレーダーの維新の介を始め、毎年億を稼ぐプロトレーダー、不動産投資歴19年の元祖サラリーマン大家、FX・株・先物・不動産投資、ベンチャーキャピタルなど幅広く精通する大分の投資家など、一流のトレーダー・投資家がいる。

FXではレバレッジを効かせることによって、自己資金以上の取引を行うことができるのが魅力の1つですが、レバレッジを最大10倍までに制限する方向で調整が行われています

現在のレバレッジの最大倍率は25倍ですが、10倍に規制された時はどんな影響が起きるのでしょうか?

そこで今回は、FXのレバレッジ規制によってどのような影響が起きるのか、対策も含めて詳しく解説していきます

FXにおけるレバレッジとは

FXにおけるレバレッジとは

株式投資はその時の株価によって異なるものの、1日の株価変動の上限が上下20~30%に設定されているのが一般的です。

株式投資ではこのように上限に達するような株価変動が生じる銘柄が多々あります。

しかし、FXでは投資対象である為替の変動が大きくありません

では、なぜFXで億単位の利益を出す人がいるのでしょうか?

その理由として挙げられるのがレバレッジです。

FXは株式投資のように投資対象の価格変動が大きくないため、レバレッジという自己資金以上の取引を行うことができる仕組みを導入しています。

例えば、レバレッジ100倍の場合には、1万円で100万円分の取引を行うことができます。

為替変動が小さくても大きな利益を手に入れられるレバレッジは、FXに欠かせないものと言えるでしょう。

レバレッジの特徴について

レバレッジの特徴について

自己資金以上の取引ができるというメリットのあるレバレッジですが、逆にレバレッジがデメリットになることはあるのでしょうか

レバレッジのメリットとデメリットについて詳しく見ていきましょう。

レバレッジのメリット

レバレッジは自己資金以上の取引ができるということが何よりも大きなメリットですが、運用に回すことができる資金が少なくても効率良く資産運用できることを意味します。

例えば、通常100万円で1万円の利益を得ることができる資産運用をレバレッジ100倍であれば、自己資金1万円で同様の取引ができるということです。

また、突発的なチャンスが到来しても、自己資金でしか取引できない資産運用の場合には、自己資金が拘束されやすく、機会損失になりやすい傾向があります。

しかし、レバレッジを活用できるFXは自己資金比率が低いため、機会損失になりにくいと言えるでしょう。

レバレッジのデメリット

自己資金1万円でレバレッジが100倍だったとすると、100万円の運用を行った場合と同じ利益が期待できますが、予想に反した為替変動が生じた場合には、100万円の運用を行った場合と同様の損失を抱えてしまうリスクがあることがデメリットと言えます。

運用しているのが自己資金のみの場合には、元本以上の損失を抱えることはありませんが、レバレッジを効かせている場合には、元本以上の損失を抱える可能性があります。

多くのFX業者は、投資家が元本以上の損失を抱えることがないように、ロスカットという強制的に損切を行うシステムを導入しています。

注意ポイント

リーマンショックのように急激な為替変動が生じた場合は、このシステムがうまく作動せず、大きな損失を抱える可能性があることがデメリットと言えるでしょう。

レバレッジ規制の経緯

レバレッジ規制の経緯

2008年のリーマンショックでは、大きな為替変動が生じたことに加え、レバレッジ規制がまだ行われる前であったため、中には400倍のレバレッジを提供しているFX業者もあり、多くの投資家が膨大な損失を抱えることになりました。

その結果、投資家を保護する観点から、2010年にはレバレッジの上限を50倍、2011年にはレバレッジの上限を25倍まで引き下げる規制を行いました。

世界水準は15倍であるといった背景もあり、2017年からはレバレッジの上限を10倍まで引き下げるという議論が本格化し始め、2019年になった今でも議論は続いています。

レバレッジ規制による影響

レバレッジ規制による影響

レバレッジを現在の25倍から10倍に引き下げた場合には、どのような影響が生じるのでしょうか?

レバレッジを引き下げた場合に考えられる主な影響は以下の2つです。

  • 証拠金が多く必要になる
  • 強制決済される可能性がある

それぞれのレバレッジ規制で起きる影響について詳しく見ていきましょう。

証拠金が多く必要になる

レバレッジ規制が行われるということは、それだけ取引に必要な自己資金(証拠金)が多く必要になることを意味しています。

例えば、レバレッジを活用して100万円の取引を行う場合に、現在のレバレッジ25倍では4万円の自己資金が必要ですが、レバレッジ10倍では10万円と、2.5倍の自己資金が必要です。

レバレッジ25倍で得られた利益は、レバレッジ10倍に引き下げられることで5分の2に圧縮されてしまいます。

そのため、FXのレバレッジ規制で今までよりも利益を出しにくい環境になったと言えるでしょう。

強制決済される可能性がある

レバレッジ規制が行われることが確定してから1年の猶予があるため、その間に何らかの対策をFX会社が行ってくることが予想されます。

しかし、現状のままでは、レバレッジ規制前に持っていたポジションはレバレッジ規制後に強制決済されてしまう可能性があります。

例えば、4万円でレバレッジ25倍の取引を行っていて、規制によってレバレッジが10倍になったとすると、レバレッジ10倍の必要証拠金は10万円であるため、証拠金維持率は40%です。

利用しているFX業者のロスカット基準が仮に証拠金維持率50%だったとすると、維持率を下回っていることになるため、強制決済が行われることになります。

レバレッジ規制がどうなるのか、FX業者がどのような対策を練ってくるかは明確になっていませんが、FX取引を行っている人は今後の動向をしっかりと確認しておく必要があると言えるでしょう。

レバレッジ規制への対策

レバレッジ規制への対策

FXを行っている人の中には、レバレッジ規制が確定したことによって、上記のように強制決済の損失を抱える人も出てくることが予想されます

レバレッジ規制の影響を少しでも抑えるにはどうすればいいのでしょうか?

レバレッジ規制への主な対策は以下の2つです。

  • 損切を確定させる
  • 追加入金を行っておく

それぞれの対策について詳しく見ていきましょう。

損切を確定させる

レバレッジ規制が確定し、特にFX業者がレバレッジ規制の対策を行わなかった場合には、レバレッジ25倍からレバレッジ10倍に切り替わる日に、強制決済がきっかけによる為替変動が生じることが予想されます。

強制決済でどちらに為替変動が生じるか分かりませんが、そのタイミングでポジションを持っている人には大きな影響を与えることになります。

そのため、ポジションを持っている場合は、レバレッジ規制が適用される前になるべく早く損切を行っておくことで、損失を最小限に抑えることが期待できるでしょう。

追加入金を行っておく

資金に余裕がある場合は、追加入金を行っておくことで、強制決済による損切を防ぐことができます

追加入金を行っておくことで、強制決済の基準となる証拠金維持率を上昇させることができます。

そうすることによって、不本意な証拠金維持率を下回ることによる強制決済を防ぐことができるでしょう。

まとめ

まとめ

FXのレバレッジ規制は、投資家保護の観点に基づいて導入されていますが、初めて規制を導入したレバレッジ50倍、その後のレバレッジ25倍は理解できても、レバレッジ10倍となると、さすがに過剰な規制と言えます。

レバレッジ10倍になると、現在と同様の取引を行うには自己資金が2.5倍必要になるため、自己資金を増やすことができない場合には、FXで取引を行っても利益を出しにくい環境になってしまうと言えます。

また、レバレッジ規制によってFX業者が何も対策を行わなかった場合には、規制によって証拠金維持率を下回ることで強制決済されてしまう人も増えるため、レバレッジ規制への対策をしっかりと行っておくようにしましょう。

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