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FXでは土日もチャートが動く?土日も取引できるのか解説

投稿日:2020年1月1日 更新日:

この記事の監修

株式会社インベストメントカレッジ 
吉田健吾

累計12万5000人以上の個人投資家が学ぶ投資スクール「Daily Wealth」の運営責任者。講師には、カリスマFXトレーダーの維新の介を始め、毎年億を稼ぐプロトレーダー、不動産投資歴19年の元祖サラリーマン大家、FX・株・先物・不動産投資、ベンチャーキャピタルなど幅広く精通する大分の投資家など、一流のトレーダー・投資家がいる。

株式投資は、証券取引所の開いている時間だけしか取引できません。

そのため、平日9時~15時に取引時間が限られているので日中働いているサラリーマンには取引しやすい環境が整っているとは言えません。

一方で、FXは24時間取引できると言われていますが、株式投資とは異なり、土日や祝日も取引できるのでしょうか?

そこで今回は、FXでは土日や祝日もチャートが動いていて取引できるのかを解説します

FXでは土日もチャートが動く?

FXでは土日もチャートが動く?

株式投資は証券取引所の開いている時間が限られており、土日や祝日は市場が休みなので取引できません。

しかし、FXは24時間取引できます。

「24時間日本の市場が稼働しているの?」と思った人もいるかもしれませんが、そういうわけではありません。

ニュージーランドとオーストラリアの市場から1日が始まり、続いて日本の市場と順に市場が開きます。

最後の取引所が閉まる頃には、またニュージーランドとオーストラリアの市場が開くため、24時間取引できます。

日本の市場が祝日で休みでも、他の市場が開いているため、祝日も基本的には24時間取引可能です

では、土日も24時間取引できるのでしょうか?

土日は基本的に世界中の市場が休みなので取引できません

しかし、中東市場は土日ではなく金曜日が休みであるため、土日も市場が開いています。

土日のFXのチャートはどのようなチャートになっているのでしょうか?

土日のチャートの特徴について見ていきましょう。

基本的にはほぼ動かない

土日のFXのチャートは基本的にほとんど動きません

一部の市場で取引が行われていると言っても、ほとんどの国々のトレーダーは休みを満喫しています。

「中東のトレーダーたちは取引しているのでは?」と思った人も多いと思いますが、中東のトレーダーも土日に活発な取引することはほぼありません。

その結果、せっかく土日に市場が開いていても取引がほとんど行われないため、チャートが動かないのが一般的です。

では、基本的に土日にチャートが動かないのであれば、取引する意味はないのでしょうか?

重要なイベントが生じた場合のみ動く

土日にチャートがほとんど動かないと言っても、取引する意味がないわけではありません。

例えば、土日にテロや戦争などが生じた場合には、市場参加者が少ない土日でも為替変動が生じます。

地政学的リスクが高くなると、メジャーな通貨の価値が高くなりやすく、マイナーな通貨の価値が低くなりやすいと言われています。

また、通貨の中でも比較的安全と考えられている通貨に資産が流れやすくなることも。

このような状況では、月曜日のニュージーランドやオーストラリアの市場が開いた時点で大きな為替変動が生じる可能性があります。

一足先に中東市場で取引しておけば、リスクを中和して利益を狙うことも可能です。

では、日本のFX業者も土日にチャートが動いていて取引できるのでしょうか?

日本のFX業者では取引できない

日本のFX業者は、土日の取引に対応していません。

また、チャートも土日の為替変動には連動していないのが一般的なので、土日の為替変動を確認することは不可能です。

土日にFXでどのようなチャートの動きが生じているのか確認するためには、対応しているサイトを見つける必要があります。

ネットで検索すると、いくつか土日の為替変動と連動しているチャートを見つけることができます。

しかし、取引が少ないため、リアルタイムではなく10分に1回更新されるなどそこまで精度が高いものではない可能性も

チャートの確認だけでなく、土日も取引をしたい場合はどうすればいいのでしょうか?

海外のFX業者で口座を開設する

海外のFX業者で口座を開設する

土日にもFXのトレードをしたい場合には、日本のFX業者ではなく海外のFX業者で口座の開設が必要です。

しかし、海外のFX業者と一口に言っても、全ての海外のFX業者が土日のトレードに対応しているわけではありません。

そのため、まずは土日のトレードに対応しているFX業者を探す必要があります。

海外FX業者を開設する、または土日にトレードする場合は、以下の3つの点に注意が必要です。

  • 日本語に対応していない
  • 価格変動が大きくない
  • スプレッドが広く設定されている

それぞれの注意点について詳しく見ていきましょう。

日本語に対応していない

日本語に対応していないということは、口座の開設時に手間がかかるだけでなく、何かしらのトラブルが生じた場合のサポートを日本語で受けられないことを意味します。

入金や出金が反映されない、サーバーがダウンして取引できないなどのトラブルが生じた場合でも、満足できるサポートが受けられないと損失が生じる可能性も

大手FX業者の場合には、ホームページの言語を日本語に変更できる可能性もありますが、基本的には日本語に対応していないFX業者が多いため、利便性が低いと言えるでしょう。

価格変動が大きくない

土日は主要な市場は休みで、中東といった一部の市場しか取引を行っていません。

基本的にトレーダーも休みを満喫しており、中東のトレーダーも活発に取引を行わないため、大きな為替変動が生じることはほぼありません。

そのため、土日に取引できる海外のFX業者の口座を開設してもほぼ取引することはなく、口座を開設したまま放置することになる可能性が高いと言えます。

トレードしない場合でも、いつでも取引できるように証拠金を入れておく必要があるため、資金が拘束されるので注意が必要です。

スプレッドが広く設定されている

日本のFX業者とは異なり、海外のFX業者はスプレッドが広く設定されているのが一般的です。

スプレッドはFX業者の手数料であるため、広いほど取引で利益を得ることが困難になります。

日本のFX業者でも、取引参加者が少ない時間帯は、スプレッドが広く設定されています

それと同様、土日は市場参加者が少ないため、ただでさえ広いスプレッドがさらに広くなる可能性も。

そうなると、個人トレーダーが土日のFX市場で利益を出すのは容易ではないと言えます。

これらのデメリットを踏まえると、土日は無理に取引しない方が良いと言えるでしょう。

土日はチャートを確認して月曜日に備える

土日はチャートを確認して月曜日に備える

土日の取引はデメリットが多いため、土日の取引に対応しているFX業者の口座をわざわざ開設して取引する必要はないと言えます。

しかし、土日に生じたイベントの影響は月曜日の為替変動に現れるため、土日はチャートや為替変動に影響を与えるイベントの結果をしっかりと確認しておくことが重要です。

土日のFXのチャートを確認するために、わざわざ海外のFX業者の口座を開設する必要はありません

土日のチャートを無料で確認できるサイトがあります。

月曜日の初値は、金曜日の終値との間に窓が生じるケースがあります。

基本的に、その窓は埋まる可能性が高いため、窓埋めを狙ったエントリーで利益を得ることも可能です。

しかし、土日のイベントの結果を受けて窓が開いている場合は、窓がどんどん開く可能性も。

そのため、窓埋めの成功率を高めるためにも、また週明け以降の戦略を練るためにも土日のチャートを確認することは1つの手段と言えるでしょう。

まとめ

まとめ

FXは24時間取引できると言われているものの、市場が休みになる土日は取引できません。

しかし、一部の市場では、金曜日が休みで土日に取引を行っている場合があります。

土日に取引が行われていると言っても、ほとんどチャートが動くことはありません

また、日本国内のFX業者では、土日のチャートを確認することも取引することもできないため、基本的に土日は何もせずに過ごすのが一般的です。

土日は個人のトレーダーにとって良い取引環境が整っているわけではないため、わざわざ土日の取引に対応している海外のFX口座を開設する必要はないと言えます。

しかし、月曜日の窓埋めを狙ったエントリーをする人や週明けの戦略を練る人にとっては、土日のチャートの動きを確認することは重要と言えるでしょう。

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