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FXデイトレードってどうやるの?負けないFXデイトレードのやり方とは

投稿日:2018年12月16日 更新日:

この記事の監修

株式会社インベストメントカレッジ 
吉田健吾

累計12万5000人以上の個人投資家が学ぶ投資スクール「Daily Wealth」の運営責任者。講師には、カリスマFXトレーダーの維新の介を始め、毎年億を稼ぐプロトレーダー、不動産投資歴19年の元祖サラリーマン大家、FX・株・先物・不動産投資、ベンチャーキャピタルなど幅広く精通する大分の投資家など、一流のトレーダー・投資家がいる。

FXを既にやっている人の中には、比較的リスクの低いデイトレードを主にやっているにも関わらず、買ったら下がって、損切りしたら上がってといったように負けが続いている人も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、FXデイトレードとは何なのか、負けないFXデイトレードのやり方について詳しく解説していきます。

FXデイトレードとは

FXデイトレードとは

FXには、スキャルピングという数秒単位で取引を行うやり方のほか、デイトレードという数分単位で取引を行うやり方があります。

この他にもスイングトレードや長期トレードといったトレードの間隔が長いものもあります。

スキャルピングは数秒~数分間の値幅をターゲットとするため、常にチャートを見ておく必要があるので、時間に余裕がある人しかできません

しかし、デイトレードは、サラリーマンや主婦などの限られた時間しかない人でも、十分に時間をかけて相場を分析しながら大きな利幅を狙うことができます

また、スイングトレードや長期トレードのように、日をまたいで持ち越すことがないため、為替変動によるリスクが低いと言えるでしょう。

しかし、いくら為替変動のリスクが低いと言っても、リスクがないわけではありません。

しっかりFXの知識と技術を身に着けた上で臨むことが重要と言えるでしょう。

まずは相場が変動する理由をチェック

まずは相場が変動する理由をチェック

為替相場はなぜ変動するのでしょうか?

為替相場が変動する主な理由として以下の2つが挙げられます。

  • ファンダメンタル
  • テクニカル

それぞれの変動理由について見ていきましょう。

ファンダメンタル

ファンダメンタルとは、経済状況のことです。

FXが取引対象としているのは国が発行した通貨であるため、国の景気や物価、金利、経常収支、通貨政策などの影響を受けます

例えば、通貨政策の一環として、米国財務省が「ドルを支持する」もしくは「ドル安を容認する」のどちらの立場をとるかによって、ドル高・円安もしくはドル安・円高になります。

ポイント

他にも金利差が拡大した場合には、金利の水準が高い国の通貨が買われる傾向があるなど、ファンダメンタルを理解することで、ある程度の変動を予想できます。

テクニカル

テクニカルとは、投資家心理や世界の動きのことです。

為替変動はファンダメンタルによる影響を確かに受けますが、その要因をどのように市場が捉えるか誰も分かりません。

しかし、テクニカルは、チャートを基準に判断するため、市場がどのように今の相場を捉えているかいち早く知ることができます

例えば、テクニカルの1つであるゴールデンクロスは、短期移動平均線が中期移動平均線を上抜けた状態で、チャート上にこれが出現すると上昇しやすいと言われています。

注意ポイント

しかし、テクニカルも完璧ではありません。

ファンダメンタルや様々なテクニカルを駆使した上で、変動を予想する必要があるでしょう。

基本的な技術を身に着ける

基本的な技術を身に着ける

デイトレードがいくらFXの中でリスクの低い取引のやり方とは言っても、基本的な技術が身についていないと、リスクを高めることになります。

FXデイトレードで必要な基本的な技術は以下の通りです。

・両建て

・ナンピン

それぞれの技術について見ていきましょう。

両建てとは

FXデイトレードは、証拠金取引という自己資金の数倍もしくは数十倍までの取引が可能な取引方法があります。

証拠金取引は、自己資金以上の取引ができるだけでなく、為替変動の上昇局面でも下降局面でもどちらでも利益が出せるというメリットもあります。

通常は、お金を出して購入した物が値上がりした場合に売却して利益を出しますが、証拠金取引では、お金を出して先に物を売却して値下がりした場合に物を購入するという反対の取引が可能です。

この通常の取引と反対の取引を同時に行うことが両建てです。

ポイント

相場が不安定な状況でどちらに変動するかが分からない局面でも、両建てによって利益と損害を相殺させることができます。

どちらの局面かがハッキリするまで両建てしておけば、為替変動のリスクを抑えることができるでしょう。

ナンピンとは

FXデイトレードでは、どちらの局面かハッキリしている場合は、強気に自己資金の全額を投入しても問題ありませんが、万が一に備えて余裕資金を残しておくのが一般的です。

ナンピンとは、購入した通貨の価格が下がった場合に、下がっていく中で買い増ししていく取引方法です。

そうすることで、取得単価を下げることができるため、購入価格まで価格が戻らなかったとしても損害を取り返せる可能性が上がるほか、平均取得単価より上回れば利益を出すこともできます。

ポイント

底値の判断は難しく、ナンピンするタイミングが早すぎる場合は取得単価を下げる効果が薄れてしまいます。

タイミングを見計らいながらナンピンすることがポイントと言えるでしょう。

基本的な知識を身に着ける

基本的な知識を身に着ける

FXデイトレードで失敗しないようにするためには、基本的な技術を身に着けるだけでなく、基本的な知識を身に着けておくことも重要です。

FXデイトレードで必要な基本的な知識は以下の通りです。

・スプレッド

・取引に適した時間

それぞれの知識について見ていきましょう。

スプレッドとは

FXのやり方をある程度知っている人は、スプレッドが何かも理解していると思いますが、為替の取引を行う場合には、購入価格と売却価格に価格差があります。

この価格差のことをスプレッドと呼びます

スプレッドとは、FXデイトレードを行う際に利用する取引業者の手数料のことです。

スプレッドは、各取引業者で同じというわけではなく、取引業者によって異なっているほか、通貨によっても異なってきます。

ポイント

手数料が高いと、購入時から既に負債を抱えていることになるため、少しでもスプレッドが小さい取引業者を選ぶこともポイントと言えるでしょう。

取引に適した時間とは

FXデイトレードは、土日を除いて24時間取引できますが、常に活発な値動きをしているというわけではありません

例えば、5時はニュージーランド指標が発表されるため、ドル円・クロス円が底を打ちやすいと言われています。

また、8時は東京指標が発表されるため、ドル円が売り買いされやすいと言われています。

15時の東京オプション取引は決算発表の影響などで値動きが多いほか、16時は欧州市場が始まって欧州組が参戦するため動きが切り替わることが多いです。

22時にはニューヨーク市場が始まって最も活発に値動きします。

この中でFXを行う上で欠かすことができないのは、日本時間の9時~11時、16時~18時、22時~24時の3つの時間帯です。

ポイント

特に22時~24時はサラリーマンや主婦の方にとっても取引しやすい時間帯でもあるため、この時間帯を狙って取引するようにしましょう。

まとめ

まとめ

FXデイトレードのやり方を知るためには様々な技術や知識を身に着ける必要があります。

しかし、一度身に着ければ誰でも簡単に取引できるので、土台作りをしっかりと行うことが重要と言えるでしょう。

FXデイトレードで失敗しないためには、基本的な技術や知識を身に着けるほか、ルールをあらかじめ決めておくことも重要です。

例えば、利確と損切りをどのタイミングで行うのか明確にしておくほか、取引方針を決めておくなどです。

FXデイトレードは、リスクの低い取引方法とは言っても、資産運用である以上はリスクと隣り合わせということを忘れてはなりません。

しっかり下準備をしてリスクを抑えながら取引を行うようにしましょう。

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