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FXはギャンブル?ギャンブルにならないための方法とは

投稿日:2020年3月27日 更新日:

この記事の監修

株式会社インベストメントカレッジ 
吉田健吾

累計12万5000人以上の個人投資家が学ぶ投資スクール「Daily Wealth」の運営責任者。講師には、カリスマFXトレーダーの維新の介を始め、毎年億を稼ぐプロトレーダー、不動産投資歴19年の元祖サラリーマン大家、FX・株・先物・不動産投資、ベンチャーキャピタルなど幅広く精通する大分の投資家など、一流のトレーダー・投資家がいる。

これからFXを始める人の中には、大切な資産を運用するため、FXがギャンブルではないか気になっている人も多いと思います。

ギャンブルであれば結果が運に左右されやすいため、安定した利益を得ることが困難です。

FXはギャンブルなのか、それとも純粋な資産運用なのでしょうか?

そこで今回は、FXはギャンブルなのか、ギャンブルにならないための方法を解説します

FXはギャンブル?

FXはギャンブル?

これから資産運用を始める人は、自分に合った資産運用の手段を見つける必要があります。

資産運用には、株式投資や投資信託といった数多くの手段がありますが、FXも資産運用の手段の1つです。

土日を除いて24時間取引できるため、働いていてなかなか資産運用の時間を確保できないサラリーマンの中でも取引しやすいのが魅力です。

しかし、人気のあるFXですが、「FXはギャンブル」という評判を聞いて、FXを選ぶべきか悩んでいる人も多いと思います。

そもそも資産運用とギャンブルはどこが異なるのでしょうか

ギャンブルの特徴について見ていきましょう。

ギャンブルとは?

ギャンブルとは、どのようなものを指すのでしょうか?

例えば、宝くじ、カジノ、スロット、パチンコ、競馬、競輪、競艇などがギャンブルの代表的なものとして挙げられます。

「宝くじもギャンブルなの?」と驚いた人もいると思いますが、宝くじは発行枚数や当選の枚数があらかじめ決められているため、当たるかどうかは運任せです。

自分の力で当たる確率を変更できる場合は立派な投資と言えますが、運任せでは安定した利益を確保できないので投資と言えません

実際、高額当選した人を除いて、当選金だけで生活できている人を聞いたことがありません。

ギャンブルは運任せと言いましたが、スロット、パチンコ、競馬、競輪、競艇などは設定を見抜く、予想することで勝率を上げることが可能です。

そのため、ギャンブルと言っても、極めることができればそれだけで十分に生活できる人もいます。

しかし、専業として生きることは運も関係するのでなかなか容易ではないと言えるでしょう。

FXがギャンブルと言われている3つの理由

FXがギャンブルと言われている3つの理由

FXは資産運用の1つですが、なぜギャンブルと言われるのでしょうか?

FXがギャンブルと言われる主な理由として、以下の3つが挙げられます。

  • 上がるか下がるのかの2択である
  • レバレッジを効かせることができる
  • ロスカットやゼロカットが存在する

それぞれの理由について詳しく見ていきましょう。

上がるか下がるかの2択である

FXで為替差益を狙ったトレードを行う場合には、上がるか下がるかの2択です。

そのため、当たる確率は2分の1であるという理由で、特に考えずに勢いでエントリーしがちです。

しかし、為替変動は2択と言っても、上がる確率と下がる確率が50%ずつというわけではありません

コインの裏表とは違い、相場状況によって上がる確率と下がる確率は異なります

運任せのトレードではないのでFXはギャンブルとは言えないでしょう。

レバレッジを効かせることができる

株式投資や不動産投資といった資産運用では、現金と金融商品を等価交換します。

つまり、100万円の現金で購入できるのは100万円までの金融商品です。

しかし、FXは証拠金取引という取引形態が採用されているため、レバレッジを効かせれば資金以上の取引が可能です。

レバレッジを高く設定するほど利益や損失が大きくなります。

そのため、一発逆転を狙ったトレードをする人が増えるため、FXはギャンブル性が高いと言えます。

ロスカットやゼロカットが存在する

ロスカットとは、レバレッジを効かせた取引を行った際に、口座に振り込んだ証拠金以上の損失が生じてトレーダーが困らないようにするための仕組みです。

一定額に近づくと強制決済が行われるため、損失が最小限で済みます。

ゼロカットとは、トレードで口座に振り込んだ証拠金を上回る損失が生じた場合に、損失をゼロに戻してくれる仕組みです。

日本のFX会社はロスカットですが、海外のFX会社はゼロカットを採用しているFX会社が多くあります

このように、ロスカットやゼロカットで守られているため、高いレバレッジでトレードするトレーダーが多く、ギャンブル性が高いと言えます。

ギャンブルにならない4つの方法

ギャンブルにならない4つの方法

ギャンブルは運任せで利益を得ますが、FXは運任せではありません。

確かにレバレッジを効かせたトレードはギャンブル性が高いですが、それをコントロールすることで、安定した利益が期待できます。

FXを始めるにあたり、ギャンブルにならないための方法として以下の4つが挙げられます。

  • しっかりと知識を身に付ける
  • 余剰資金で取り組む
  • リスク管理を徹底する
  • ポジションを持たない時間も作る

それぞれの方法について詳しく見ていきましょう。

しっかりと知識を身に付ける

為替変動が生じる背景には必ず何かしらの理由があります。

そのため、ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析といった知識を身に付ければ予想精度を高められるため、運任せのトレードではなくなります

ファンダメンタルズ分析とは、通貨を発行している国の経済情勢や世界情勢などから為替変動を予想する分析手法です。

テクニカル分析とは、過去の為替変動から次にどのような為替変動が生じるのか予想する分析手法です。

これらの知識をしっかり身に付けてからトレードすれば、一か八かのギャンブルではなくなるでしょう。

余剰資金で取り組む

FXに限らず、資産運用では余剰資金で取り組むことが重要です。

余剰資金の範囲内でFXを行っていれば、もし運用に失敗した場合でもそこまで大きな損失を抱えずに済みます

しかし、結婚資金や子供の進学資金、住宅ローンの返済資金といった貯蓄しておかなくてはならない資金に手を付けてしまうと、それは結果的にギャンブルに夢中になっているのと同じです。

安定した資産形成を目指すためにも、余剰資金で取り組むことを徹底しましょう。

リスク管理を徹底する

ロスカットやゼロカットが発動するので含み損を抱えても安心と考えているトレーダーは、ギャンブル的な思考の持ち主であるので注意が必要です。

FXでは、「損小利代」を徹底することが重要です。

FXで安定した利益を得るには、とにかく損失を小さく抑えられるかどうかにかかっています。

ロスカットやゼロカットが発動するまで含み損を放置するのではなく、含み損が発生した時点で予想が誤っているため、損失を抑えるために早めの損切りを行う必要があります

損失が大きくなると一発退場もあり得ますが、損失を小さく抑えることに徹すれば、投資のチャンスがまた巡ってくるでしょう。

ポジションを持たない時間も作る

FXは、土日を除いて24時間取引できる、スマホでも取引できるため、少しでも空き時間が生じるとすぐにトレードを始める人もいます。

FXはトレード回数を増やせば勝てるというものではありません。

FXのトレード経験豊富な人ほど、決められた時間帯のみトレードを行い、必要以上に取引しない人が多いと言えます。

無駄なポジションを保有するのは一種のギャンブル中毒と同じです。

無駄なエントリーで損失を抱えないためにも、ポジションを持たない時間を作ることも重要と言えるでしょう。

まとめ

まとめ

ギャンブルは運任せの世界であるため、勝てるかどうかは自分の運に左右されます。

しかし、資産運用は運も影響しますが、予測を立てて取り組むことで勝率を上げることが可能です。

FXもギャンブルと言われていますが、それは何のFXの知識もないトレーダーが2分の1の確率で勝てると勘違いしているだけです。

FXはしっかり知識や経験を身に付けてから取り組むことで、ギャンブルのような不安定な利益ではなく安定した利益が期待できます

しかし、考え方を誤るとFXはギャンブルにもなります。

ギャンブルにならないためにも、この記事に書かれている方法をしっかりと確認してからFXを始めましょう。

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