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FXの基礎知識とは?FX初心者が覚えるべき基礎知識を徹底解説

投稿日:2018年12月31日 更新日:

この記事の監修

株式会社インベストメントカレッジ 
吉田健吾

累計12万5000人以上の個人投資家が学ぶ投資スクール「Daily Wealth」の運営責任者。講師には、カリスマFXトレーダーの維新の介を始め、毎年億を稼ぐプロトレーダー、不動産投資歴19年の元祖サラリーマン大家、FX・株・先物・不動産投資、ベンチャーキャピタルなど幅広く精通する大分の投資家など、一流のトレーダー・投資家がいる。

資産運用には興味があるものの、株式投資やFX、不動産投資など、様々な種類があるため、どれを選ぶべきか悩んでいる人は多いのではないでしょうか?

株式投資やFXなどは、基礎知識がない初心者が運用を始めるにはリスクが高すぎるため、基礎知識を身に着けてから臨むことが重要です。

今回は、FXの初心者が運用を始めるにあたって覚えておくべき基礎知識について解説していきます。

FXとは

FXとは

FXとは、国家が発行している通貨の価格変動に乗じて売買を行うことによって利益を得る資産運用のことです。

資産運用の方法としてよく選ばれているものの1つで、株式投資ともよく比べられますが、日本国内の株式投資を行う際は、東京証券取引所が取引を行っている時間しか基本的には取引できませんが、FXは土日を除いて24時間取引できます

また、株式投資の場合は、東京証券取引所に上場されている約3,600銘柄の中から運用する銘柄を選ぶ必要がありますが、FXの場合は、取引できる通貨が数十種類と少なく、主要な通貨はさらに数種類と少ないため、気軽に始めやすいのが魅力と言えるでしょう。

FXのメリット

FXのメリット

FXは24時間取引できるほか、選べる通貨が少ないため、日中働いているサラリーマンでも運用初心者にとっても気軽に始めやすいという魅力がありますが、他にどんなメリットがあるのでしょうか?

FXのメリットは以下の通りです。

  • 少ない資金で始められる
  • 不況に関係なく利益を出せる
  • 金利が高いものもある

それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。

少ない資金で始められる

資産運用を行う場合には、ある程度の自己資金がなければ利益があまり期待できませんが、FXの場合は自己資金が少なくても自己資金以上の取引を行うことができます。

FXを扱っている証券会社によって上限は異なりますが、最大で自己資金の25倍までの取引が可能です。

例えば、10万円しかFXに回すことができず、1%上昇したタイミングで売却したとすると、利益は1,000円にしかなりません。

しかし、25倍まで取引できる証券会社で取引を行うと、250万円に対する1%になるため、25倍の25,000円の利益を得ることができます。

ポイント

少ない自己資金でも、効率良く資産を増やすことができるのが、FXの大きなメリットと言えるでしょう。

不況に関係なく利益を出せる

価格変動が生じるものは、上がり続けたり下がり続けたりするということはほとんどなく、上下を繰り返すのが一般的です。

そのため、安い時に買って高い時に売るという順張りしかできないほとんどの資産運用は、上昇トレンドの時しか利益を出せません。

しかし、FXは、高い時に売って安い時に買うという逆張りもできるため、下降トレンドの場合でも利益を出すことができます

ポイント

うまく使い分けることで、上下のどちらに変動しても利益を出すことができるため、不況時に関係なく運用方法と言えるでしょう。

金利が高いものもある

資産運用を行っている人の中には、売買を行うことによって大きな利益を得るのではなく、預金の利息のように、確実に増やすことに興味がある人も多いのではないでしょうか?

預金の利息は、リスクが低い反面、得られるリターンも少ないというデメリットがあります。

しかし、FXを行う際に生じる利息は、価格変動のリスクはあるものの得られるリターンが大きいというのをご存知でしょうか?

トルコが発行しているトルコリラは、何と年利が8%と言われています

100万円で8万円、1,000万円で80万円の利息が1年間で手に入ります。

ポイント

「自己資金が100万円もない」という方でも、25倍の取引ができる証券会社を利用すれば4万円で100万円分の利息が付くため、利息を狙った取引も可能と言えるでしょう。

FXのデメリット

FXのデメリット

少ない資金でも大きな利益を得ることができるほか、上昇トレンドでも下降トレンドでもどちらでも利益を出すことができるなどのメリットがありましたが、FXにはデメリットがあるのでしょうか?

自己資金以上の取引ができることが逆にリスクにつながるというデメリットがあります。

具体的にどのようなリスクがあるのか詳しく見ていきましょう。

リスクが大きい

自己資金以上の取引を行うことができるということは、得られる利益も増えますが、生じる損害も増えることになります。

また、金利が高い通貨を購入して利息を得るという方法についても触れましたが、基本的に金利の高い通貨は発行している国家の信頼度が低いというリスクがあります。

例えば、8%の金利が付くトルコなどは、高いインフレ率や経常赤字などの影響を受けて、国家の信頼度が低いため、最悪のケースでは国家が破綻するリスクと常に隣り合わせです。

注意ポイント

資金以上の取引ができることによる価格変動のリスクや発行している国家の信用リスクの影響が大きいため、うまくリスクを抑えながら取引する必要があると言えるでしょう。

FXでよく使われる言葉

FXでよく使われる言葉

FXを行うには、初心者が覚えておくべき専門用語がいくつか登場するため、それらの基礎知識を身に着けておく必要があります。

FXでよく使われる言葉は以下の通りです。

  • レバレッジ
  • ロスカット
  • 証拠金
  • スワップポイント

それぞれの言葉について見ていきましょう。

レバレッジとは

レバレッジとは、自己資金の何倍までの取引ができるのかという水準のことです。

例えば、レバレッジ25倍の場合には、自己資金の25倍までの取引ができるということを意味しています。

国内では25倍のレバレッジが最高となっていますが、海外は100倍を超えるレバレッジを提供している証券会社もあるなど、少ない自己資金で効率良く稼ぐには欠かせない仕組みと言えるでしょう。

ロスカットとは

ロスカットとは、自己資金以上の損害が生じないように、強制的に決済が行われる仕組みのことです。

例えば、100万円の自己資金でレバレッジをかけずに取引を行っている場合には、90万円になっても損害の10万円は自己資金の範囲内なので問題ありません。

しかし、4万円の自己資金、レバレッジ25倍という状況では、自己資金以上の損害が生じていることになります。

ロスカットによって、維持率が20~30%を下回った場合には、強制決済してくれるため、不足金が生じて投資家が不足金の対応に困るのを防ぐことができるでしょう。

証拠金とは

証拠金とは、FXの取引を行うにあたって必要となる資金のことです。

例えば、証拠金率が10%の証券会社があって100万円の取引を行いたいとすると、最低でも10万円を証拠金として預けておかなくてはなりません。

この証拠金率はFXを手掛けている証券会社によって異なるため、証券口座を開設する際はどこの証券会社にするのかよく考えてから解説するようにしましょう。

スワップポイントとは

スワップポイントは、2つの国の通貨における金利差のことです。

例えば、日本円の金利が0.5%で、南アフリカランドの金利が10.5%だったとすると、低金利である日本円を売って、高金利である南アフリカランドを購入して維持すると、10%の金利を得ることができます。

しかし、南アフリカランドを売って、日本円を買うという逆の取引を行った場合は、10%の金利を支払わなくてはならないため、注意しましょう。

まとめ

まとめ

FXに興味はあるものの、まだ運用したことがない初心者の場合には、専門用語があったり、取引方法が分からなかったりなど、難しいことがたくさんあるため、まずは基礎知識を身に着けていく必要があります。

インターネットなどでFXについて調べてみると、「〇億円トレーダー」などのような肩書を目にすることがよくありますが、これらにはメリットばかりが書いてあってデメリットがあまり書いていない場合があります。

もちろん、FXは自己資金以上の取引ができるなど、魅力的なポイントは数多くありますが、デメリットやリスクもあることをよく理解した上で運用を始めるようにしましょう。

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