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FX初心者はどの通貨ペアがおすすめ?初心者が選ぶ際のポイント

投稿日:2019年7月29日 更新日:

この記事の監修

株式会社インベストメントカレッジ 
吉田健吾

累計12万5000人以上の個人投資家が学ぶ投資スクール「Daily Wealth」の運営責任者。講師には、カリスマFXトレーダーの維新の介を始め、毎年億を稼ぐプロトレーダー、不動産投資歴19年の元祖サラリーマン大家、FX・株・先物・不動産投資、ベンチャーキャピタルなど幅広く精通する大分の投資家など、一流のトレーダー・投資家がいる。

FXの知識や経験がない初心者の中には、どの通貨ペアで取引すればいいか分からない人も多いでしょう。

FX初心者の中には、どの通貨ペアで取引すればいいか分からない人も多いでしょう。
通貨ペアによってはボラティリティが大きく、Fリスクが高くなってしまうため注意が必要です。
今回は、FX初心者におすすめの通貨ペアについて解説します。「通貨ペアはどれを選んでも同じなのでは?」と思っている人もいるかもしれませんが、通貨ペアによってはボラティリティが大きく、FX初心者にとってリスクが高くなってしまうので注意が必要です。

そこで今回は、FX初心者におすすめの通貨ペアについて解説します

FX初心者は通貨ペア選びが重要

FX初心者は通貨ペア選びが重要

FXの知識や経験がない初心者は、まずはFXの取引に慣れていく必要があります。

例えば、1回の取引ではどのくらいの利益が得られるのか、レバレッジを効かせるとどうなるのか、スプレッド(手数料)がどのくらいかかるのかなどです。

また、予想が外れた場合に備えて損切りするタイミングや逆指し値といったリスク管理も知る必要があります。

しかし、これらの知識や経験を身につけるためにトレードしていて、損失が大きく膨らんでしまっては意味がありません。

FX初心者のうちは、レバレッジを低く設定するだけでなく、選ぶ通貨ペアにも注意が必要です

通貨ペアの中には、為替変動が不安定で大きくレバレッジを高く設定して取引するとすぐにロスカットになる可能性が高いものもあります。

そのため、FX初心者がリスクを抑えながら実戦経験を積むためにも、初心者におすすめの通貨ペアを選んで取引を始めることが重要と言えるでしょう。

FX初心者が通貨ペアを選ぶ際のポイント

FX初心者が通貨ペアを選ぶ際のポイント

FXの知識や経験がない初心者がリスクを抑えながら実戦経験を積む際は、どのような通貨ペアを選べば良いのでしょうか?

FX初心者が通貨ペアを選ぶポイントとして以下の4つが挙げられます。

  • 取引量の多い通貨ペアを選ぶ
  • トレンドが出やすい通貨ペアを選ぶ
  • ボラティリティが低い通貨ペアを選ぶ
  • ファンダメンタルズ分析しやすい通貨ペアを選ぶ
  • スプレッドが狭い通貨ペアを選ぶ

それぞれの通貨ペアを選ぶポイントについて見ていきましょう。

取引量の多い通貨ペアを選ぶ

取引量が多い通貨ペアは市場の取引参加者が多いため、急な為替変動が生じにくいというメリットがあります。

取引量が世界で最も多く世界経済に大きな影響を与える基軸通貨である米ドル、米ドルに次いで2位の取引量であるユーロ、3位の日本円。

これら取引量が多い通貨に関連する通貨ペアである、ユーロ/ドル、ドル/円、ユーロ/円などは取引量が多いため、比較的安定した為替変動が生じやすいと言えます。

そのため、FX初心者は取引量の多い通貨ペアを基準に選んでおけば、リスクを抑えながら安心して取引できるでしょう。

トレンドが出やすい通貨ペアを選ぶ

トレンドとは、上昇トレンドや下降トレンドなど為替変動がどちらか一方に偏っている状況のことです。

トレンドは一度現れると、完全にトレンドが切り替わるまではトレンドを継続することが多いため、トレンドが現れやすい通貨を選んでおけば順張りで利益を得やすいと言えます。

トレンドが現れやすい通貨は、流動性が高く市場参加者が多い通貨です。

トレンドが出やすい通貨ペアは取引量の通貨ペアと重なるため、ユーロ/ドル、ドル/円、ユーロ/円といった通貨ペアを選ぶのがFX初心者にはおすすめと言えるでしょう。

ボラティリティが低い通貨ペアを選ぶ

ボラティリティとは、一定期間に生じた為替変動の幅を表した指標のことです。

ボラティリティが高い通貨ペアは大きな利益が期待できる一方、予想が外れた時に損失を抱えるリスクが高くなります。

ボラティリティが低い通貨ペアは為替変動が小さいので得られる利益が小さくなる一方、為替変動のリスクが小さくなるため、リスクを抑えながら取引できます。

ボラティリティが低い通貨ペアも取引量の多い通貨ペアと重なるため、ユーロ/ドル、ドル/円、ユーロ/円といった通貨ペアを選ぶのがFX初心者にはおすすめと言えるでしょう。

ファンダメンタルズ分析しやすい通貨ペアを選ぶ

ファンダメンタルズ分析とは、通貨を発行している国の経済成長率や雇用統計、物価指数といった経済指標から今後為替変動がどうなるかを予想する分析手法です。

ファンダメンタルズは長期的な為替変動に影響を与えるのが一般的ですが、市場の予想と異なるサプライズが生じると、短期的な為替変動にも影響を与えます。

そのため、継続的に安定した利益を得るにはそれらの情報が入りやすい国の通貨を取引するのがおすすめです。

例えば、ブラジルレアル/円、南アフリカランド/円、トルコリラ/円より、米ドル/円、ユーロ/円、ポンド/円、豪ドル/円などの方が比較的容易に情報を得やすいと言えます。

そのため、FX初心者は、このような情報を得やすい通貨ペアを選んだ方が良いと言えるでしょう。

スプレッドが狭い通貨ペアを選ぶ

株式投資の場合は売り注文・買い注文に対して手数料が発生しますが、FXの場合も売り注文・買い注文に対して手数料が発生するのでしょうか?

FXには手数料という記載がないため、FXは取引に手数料がかからないと思っているFX初心者もいるでしょう。

しかし、FXでは、スプレッドという売り注文と買い注文の価格差が事実上の手数料として発生します

スイングトレードや長期トレードなどの比較的保有期間が長くなる取引では、あまりスプレッドの広さは気にしなくても問題ありません。

FX初心者は、寝ている間に急な為替変動が生じることによってロスカットが生じるリスクを抑えるためにも、スキャルピングやデイトレードといった日をまたいで持ち越さない取引手法を選ぶのが一般的です。

取引回数が多くなるとスプレッドの影響が出やすくなるため、スプレッドの狭い通貨ペアを選んだ方が良いと言えます。

米ドル/円、ユーロ/円などのメジャー通貨ペアが狭いスプレッドであることが多いため、FX初心者はメジャー通貨ペアを選んだ方が良いと言えるでしょう。

取引時間も意識することが重要

取引時間も意識することが重要

FXの知識や経験が少ない初心者はマイナー通貨ペアよりもメジャー通貨ペアを選ぶことがおすすめですが、取引時間も意識した方が良いと言えます。

日本時間の日中は、為替変動が大きくなりやすい欧州やアメリカのマーケットが閉まっています。

そのため、緩やかな為替変動になりやすいことが特徴です。

一方、日本時間の21~2時はロンドン市場やニューヨーク市場が開いて活発に取引されるため、為替変動が大きくなります

この時間帯では大きな利益が期待できる一方、為替変動リスクも大きくなります。

また、日本時間の5時前後は世界的に取引が減少しているため、大きな為替変動が生じやすいので注意が必要です。

これらを踏まえるとFX初心者は通貨ペア選びを意識するだけでなく、取引に慣れるまでは為替変動が比較的緩やかな日本時間の日中に取引した方が良いと言えるでしょう。

まとめ

まとめ

FXの知識や経験がない初心者は、まずはFXの取引に慣れる必要がありますが、実戦経験を積む際に通貨ペア選びを間違うとリスクが大きくなるので注意が必要です。

マイナー通貨ペアとメジャー通貨ペアを比較すると、メジャー通貨ペアの為替変動が全体的に緩やかで、リスクを抑えられる傾向があります。

そのため、FX初心者は米ドル/円、ユーロ/円、ユーロ/ドルなどのメジャー通貨ペアを取引した方が良いと言えるでしょう。

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