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FXのEMAは役に立つ?EMAの種類と使い方を徹底解説!

投稿日:2019年10月6日 更新日:

この記事の監修

株式会社インベストメントカレッジ 
吉田健吾

累計12万5000人以上の個人投資家が学ぶ投資スクール「Daily Wealth」の運営責任者。講師には、カリスマFXトレーダーの維新の介を始め、毎年億を稼ぐプロトレーダー、不動産投資歴19年の元祖サラリーマン大家、FX・株・先物・不動産投資、ベンチャーキャピタルなど幅広く精通する大分の投資家など、一流のトレーダー・投資家がいる。

FXには、どんな為替変動が生じているか視覚的に見やすくするものとして、平均価格を線で結んで表示する移動平均線というものがあります。

移動平均線には単純移動平均線(SMA)、指数移動平均線(EMA)、加重移動平均線(WMA)の3つがありますが、それぞれどのような違いがあるのか分からない人も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、FXの指数移動平均線(EMA)と他の移動平均線との違いや移動平均線ごとのメリットとデメリットについて解説します

FXの指数移動平均線(EMA)とは

FXの指数移動平均線(EMA)とは

FXでは、「いくらで買いたい」「いくらで売りたい」という人たちの価格が一致した場合に取引が成立します。

例えば、101.00円で買いたい人・売りたい人、101.02円で買いたい人・売りたい人などです。

しかし、これらの取引が頻繁に成立して金額だけが表示されていてもどのように変動しているのか判断するのが困難です。

そこで、成立価格を線で結んで視覚的に分かりやすくしたのがチャートです。

チャートには、一定期間の価格の平均値をつなぎ合わせて線で結んだ移動平均線というものがあります

例えば、5日移動平均線の場合には、5日分の平均価格を線で結んで分かりやすく表示しています。

移動平均線は、大きく分けて以下の3つに分類されます。

  • 単純移動平均線(SMA)
  • 指数移動平均線(EMA)
  • 加重移動平均線(WMA)

移動平均線ごとの違いとメリット・デメリットについて詳しく見ていきましょう。

単純移動平均線(SMA)

単純移動平均線とは、5日の移動平均線の場合は5過去5日間の終値を合計して5で割ってそれらを線で結ぶなど、最もシンプルな移動平均線です。

最もシンプルであるものの、為替変動のトレンドの把握に使いやすいことなどから、世界中のトレーダーが良く使っている手法です。

単純移動平均線は、長期的なトレンドの方向性がどのようになっているのかという判断に適していることがメリットとして挙げられます。

一方で、直近の値動きによる売買サインが遅れやすいため、トレンドの転換点を察知しにくいというデメリットが挙げられます。

スキャルピングやデイトレードといった短期間に複数回の取引を繰り返す取引方法では、売買サインが遅れることは安定した利益を得る上で大きな問題と言えるでしょう。

指数移動平均線(EMA)

指数移動平均線とは、過去の一定期間の終値を均等に平均化することで、トレンドの発生が遅れるという単純移動平均線の課題を解決するために考えられた移動平均線です。

直近の価格を2倍にして計算して計算するのが指数移動平均線の大きな特徴です。

指数移動平均線は、直近の価格に重きを置くことで、直近の値動きに早く反応できることがメリットとして挙げられます。

一方で、大きな為替変動が生じた時やレンジ相場の時には、直近の価格に重きを置いているため、騙しが生じやすくなってしまうというデメリットが挙げられます。

スキャルピングやデイトレードといったトレンドの転換点をいち早く見つける必要がある状況では、指数移動平均線を用いた取引は有効です。

しかし、指数移動平均線を用いる際は、騙しが生じていないかよく確認してから取引しましょう。

加重移動平均線(WMA)

加重移動平均線とは、指数移動平均線のように直近の価格変動を重視している移動平均線です。

しかし、単純に直近の価格を2倍する指数移動平均線と大きく異なります。

例えば、5日の移動平均線の場合は、前日の価格を5倍、2日前を4倍というように倍率を変えて、5日前を1倍にした数値の合計を倍にした数値の和で割ることによって求めます。

加重移動平均線は、直近の価格にさらに重きを置いているため、直近の値動きに対してより早く反応できることがメリットとして挙げられます。

一方で、過去の値動きの比重がかなり下がってしまうため、大きな為替変動が生じた時やレンジ相場の時は、指数移動平均線より騙しが生じやすくなってしまうというデメリットが挙げられます。

指数移動平均線の場合と同様、スキャルピングやデイトレードなどのトレンドの転換点をいち早く見つける必要がある状況では、加重移動平均線を用いた取引は有効です。

しかし、加重移動平均線を用いる際には、騙しが生じていないかよく確認してから取引しましょう。

指数移動平均線(EMA)の使い方

指数移動平均線(EMA)の使い方

単純移動平均線の弱みである直近の価格変動に対する反応が遅い部分をうまく補っている指数移動平均線ですが、実際のFXの取引ではどのように指数移動平均線を使えばいいのでしょうか?

指数移動平均線から判断する買いシグナルと売りシグナルの見分け方について詳しく見ていきましょう。

指数移動平均線(EMA)から判断する買いシグナル

指数移動平均線の考え方は、基本的には単純移動平均線と同様の考え方で問題ありません

下降していた指数移動平均線が横ばいや上昇基調になり始めた時に、価格が移動平均線を大きく上抜けた場合には買いと判断できます。

また、指数移動平均線が上向きの時に、指数移動平均線を割り込んでいた価格が再度下から上に抜けた場合も買いと判断。

指数移動平均線を上回って推移していたのが1回下落して指数移動平均線に近づいたものの、レジスタンスラインの役割を果たして下抜けずに再度上昇した時も買いと判断できます。

他にも、指数移動平均線が下降している時に、価格が下落して指数移動平均線からの乖離が大きくなった場合にも指数移動平均線に近づいてくる可能性が高くなるため、買いと判断できるでしょう。

指数移動平均線(EMA)から判断する売りシグナル

上昇していた指数移動平均線が横ばいや下落基調になり始めた時に、価格が移動平均線を大きく下抜けた場合には売りと判断できます

また、指数移動平均線が下向きの時に、指数移動平均線を上抜けていた価格が再度上から下に抜けた場合も売りと判断。

指数移動平均線を下回って推移していたのが上昇して指数移動平均線に近づいたものの、レジスタンスラインの役割を果たして上抜けずに再度下落した時も売りと判断できます。

他にも、指数移動平均線が上昇している時に、価格が上昇して指数移動平均線からの乖離が大きくなった場合にも指数移動平均線に近づいてくる可能性が高くなるため、売りと判断できるでしょう。

他の平均線や手法と組み合わせることが重要

指数移動平均線は、直近の価格に重きを置くことで、直近の値動きに早く反応できることがメリットでしたが、騙しが多くなるというデメリットがありました。

騙しを回避する方法として挙げられるのが、単純移動平均線や他の手法と組み合わせるという方法です

単純移動平均線は、直近の値動きに対する反応は遅い一方、過去の為替変動をバランス良く反映していることから、組み合わせることによって騙しを見抜きやすいと言えます。

また、他のテクニカル分析と組み合わせることでも弱点を補えるため、指数移動平均線の良さをより発揮できると言えるでしょう。

まとめ

まとめ

FXには、どのような為替変動が生じているのか理解しやすくするものとして移動平均線があります。

移動平均線と一口に言っても、単純移動平均線(SMA)・指数移動平均線(EMA)・加重移動平均線(WMA)の3つがあるため、それぞれの違いをしっかり理解しておく必要があります。

指数移動平均線(EMA)は、単純移動平均線が抱えている直近の変動が反映されるのが遅いというデメリットを補う移動平均線です。

しかし、指数移動平均線にも、騙しが生じやすいというデメリットがあります。

FXの取引で指数移動平均線を用いる場合は、他の平均線やテクニカル分析と組み合わせてより予想精度を高めるように心がけましょう。

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