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ボリンジャーバンドの手法とは?FXのボリンジャーバンドを解説

投稿日:2019年8月18日 更新日:

この記事の監修

株式会社インベストメントカレッジ 
吉田健吾

累計12万5000人以上の個人投資家が学ぶ投資スクール「Daily Wealth」の運営責任者。講師には、カリスマFXトレーダーの維新の介を始め、毎年億を稼ぐプロトレーダー、不動産投資歴19年の元祖サラリーマン大家、FX・株・先物・不動産投資、ベンチャーキャピタルなど幅広く精通する大分の投資家など、一流のトレーダー・投資家がいる。

FXでは、為替変動の予想の精度をいかに高めるかが安定した利益を得るためにも重要です。

予想の精度を高めるには、テクニカル分析などの手法を駆使しながら取引しますが、様々な手法があるのでどの手法を使えばいいのか分からない人も多いと思います。

ボリンジャーバンドもテクニカル分析の1つですが、どんな手法なのでしょうか?

そこで今回は、FXのボリンジャーバンドの手法について解説します

ボリンジャーバンドはFXの手法の1つ

ボリンジャーバンドはFXの手法の1つ

株式投資の株価は会社の業績に連動して価格変動が生じる傾向がありますが、FXの為替は何に連動して価格変動が生じるのでしょうか?

FXでは国が発行している通貨を取引対象としているため、通貨を発行している国の経済情勢などの影響を受けて価格変動が生じます。

国の経済情勢などは定期的に発表されているため、長期的な為替変動に影響を与えますが、サプライズな内容が発表されない限りは短期的な為替変動に影響を与える可能性は低いと言えます。

では、短期的な為替変動は何の影響を受けているのでしょうか?

短期的な為替変動はトレーダーたちの日々の取引が生み出しています。

トレーダーたちは、為替変動は過去の為替変動に似た変動を繰り返す傾向があるというテクニカル分析などに基づいて取引しています

そのため、テクニカル分析をうまく駆使することで、為替変動の予想精度を高めることが可能です。

ボリンジャーバンドは100種類以上あるテクニカル分析の1つの手法です。

ボリンジャーバンドとは、どのような手法なのでしょうか?

ボリンジャーバンドとは

ボリンジャーバンドとは、FXの為替変動を予想する際に使うテクニカル分析の1つの手法です。

米国の投資家のジョン・ボリンジャー氏によって提唱されたテクニカル分析の手法で、価格変動率(ボラティリティ)を示す標準偏差がボリンジャーバンドに利用されています。

ボリンジャーバンドでは相場の方向性を示すだけでなく、値動きの勢いも把握することが可能です

ボリンジャーバンドには、中央に移動平均線が通っており、その外側に+1~3σ、-1~3σという複数の線(バンド)が並んでいるのが特徴です。

これらのバンドには以下の特徴があります。

  • +1σ~-1σ:67.26%
  • +2σ~-2σ:95.44%
  • +3σ~-3σ:99.73%

上記は、為替変動がそれぞれのバンドの範囲に収まる確率を表しています。

例えば、+2σに近づいたまたは抜けた場合には、元の範囲に戻ろうとする力が働くため、売りポジションで取引に参加すればいいということになります。

-2σの場合には、買いポジションで取引に参加すればいいということです。

ボリンジャーバンドは難しい計算を必要とせず、チャートに表示するだけの簡単な手法であるため、FX初心者にも比較的使いこなしやすい手法と言えるでしょう。

ボリンジャーバンドの手法で重要な3つの変動

ボリンジャーバンドの手法で重要な3つの変動

ボリンジャーバンドは、現在の為替変動が買われすぎている状況なのか、売られすぎている状況なのかを判断するための手法とも言えます。

買われすぎている状況であれば、そろそろ下がると予想されるので売りポジションでのエントリー、売られすぎている状況であれば、そろそろ上がると予想されるので買いポジションでのエントリーになります

上記のように考えるのがボリンジャーバンドの基本ですが、ボリンジャーバンドの手法を使いこなすためには、以下の3つの変動について押さえておく必要があります。

  • スクイーズ
  • エクスパンション
  • バンドウォーク

それぞれの変動について詳しく見ていきましょう。

スクイーズ

スクイーズとは、ボリンジャーバンドの幅が狭くなっている状態のことです。

値幅が小さく相場全体の方向感がほとんどないレンジ相場で現れることが多いという特徴があります。

次に生じる大きな相場へのエネルギーを溜めている期間なので、大きな利益を狙うよりもコツコツ小さな利益を積み重ねる期間と言えます。

スクイーズでは、ボリンジャーバンドの上限での売り、下限での買いでエントリーするのが有効です。

ただし、スクイーズの後は大相場であるエクスパンションが生じるため、注意が必要です。

「上限に達したので売り」とマニュアル通りの手法で取引していても、そこから上昇トレンドが始まって大きな損失を抱えてしまう可能性があります。

しっかり損切りルールを決めておくまたはスクイーズの状況では無理に取引しないことが重要と言えるでしょう。

エクスパンション

エクスパンションとは、ボリンジャーバンドの幅が広くなっている状態のことです。

値幅が大きく相場全体の方向感が明確なトレンド相場で現れることが多いという特徴があります。

スクイーズでは、売り・買いどちらに変動するか明確でなく、行ったり来たりを繰り返していましたが、エクスパンションではどちらに変動するかが決着した状態です。

スクイーズで溜まったエネルギーが一気に放出されるため、大相場になる傾向があります。

売りと買いの決着がついて一方向に為替変動が生じるため、逆張りではなく順張り手法が有効です。

ボリンジャーバンドの上限での買い、下限での売りでエントリーします。

エクスパンションでは変動が大きいため、いかに相場の流れにうまく乗れるかが重要です。

乗り遅れてしまうと得られる利益が少なくなってしまうので、エントリーのタイミングに注意しましょう。

バンドウォーク

バンドウォークとは、ボリンジャーバンドの上限や下限に達しても、そこから反発しないでボリンジャーバンドのラインに沿って変動する状態のことです。

バンドウォークはエクスパンションが発生している時に生じやすく、バンドの上限および下限ラインの向きが一致・上限および下限ラインに角度がある時に生じやすいという特徴があります。

バンドウォークでは、ボリンジャーバンドのラインに沿っているため、スクイーズのように逆張りの手法ではなく順張りの手法が有効です。

バンドウォークは見た目が分かりやすく、エントリーしやすいという特徴がありますが、初期にエントリーできるかが利益を大きくできるかを左右しているため、エントリーのタイミングに注意しましょう。

ボリンジャーバンドは万能ではない

ボリンジャーバンドは万能ではない

ボリンジャーバンドは、買われすぎ・売られすぎが一目でわかるため、FX初心者にも使いやすいと言えます。

ラインに達した時点またはラインを突き抜けた時点で逆張りするのが一般的です。

しかし、エクスパンションやバンドウォークでは、逆張り手法ではなく順張り手法に切り替える必要があります。

「ボリンジャーバンド=逆張り」ではないので注意が必要です。

また、+2σ~-2σの間に収まる確率が95.44%と言われていますが、そうでない確率は4%以上あります。

地政学的リスクが高まっている状況などでは、この4%の変動が生じる可能性もあるので注意が必要です。

ボリンジャーバンド通りに取引すればいいというわけではなく、現在がどんな相場環境にあるのかをしっかりと確認することも継続的に安定した利益を得るうえで重要と言えるでしょう。

まとめ

まとめ

FXで継続的に安定した利益を得るには、為替変動の予想精度をいかに高く維持できるかが重要です。

予想精度を上げる方法としてテクニカル分析やファンダメンタルズ分析などがありますが、テクニカル分析は100種類以上あるのでどの手法を使えばいいか分からない人も多いと思います。

ボリンジャーバンドもテクニカル分析の1つで、売られすぎ・買われすぎを判断する手法で、逆張りの手法として使います

しかし、エクスパンションやバンドウォークでは逆張り手法ではなく、順張り手法で取引しなければなりません。

反対の使い方をしてしまうと損失が生じてしまうので、どのような手法なのかしっかりと理解してから使いましょう。

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