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FXで100万円あれば十分?FXで100万円を運用する方法!

投稿日:2019年12月4日 更新日:

この記事の監修

株式会社インベストメントカレッジ 
吉田健吾

累計12万5000人以上の個人投資家が学ぶ投資スクール「Daily Wealth」の運営責任者。講師には、カリスマFXトレーダーの維新の介を始め、毎年億を稼ぐプロトレーダー、不動産投資歴19年の元祖サラリーマン大家、FX・株・先物・不動産投資、ベンチャーキャピタルなど幅広く精通する大分の投資家など、一流のトレーダー・投資家がいる。

FXをこれから始めようとしている人の中には、どのくらいの資金があればいいか分からず悩んでいる人も多いと思います。

100万円の自己資金があればFXの取引を始められるのか、また十分な利益が期待できるのでしょうか?

そこで今回は、FXで100万円あれば十分なのか、100万円をFXで効率良く運用する方法を分かりやすく解説します

FXで100万円あれば大丈夫?

FXで100万円あれば大丈夫?

株式投資は平日の9時~15時と取引時間が限られていますが、FXは土日を除いて24時間取引できるため、日中働いているサラリーマンにとって取引しやすい環境が整っていると言えます。

そのため、FXに挑戦したいと思っている人も多いと思いますが、FXは資金がいくらあれば始められるのでしょうか?

株式投資は、単元という最小取引単位が決められているのと同様、FXにも最低取引単位が決められています。

FXの最低取引単位は1lotとなっており、基本的には1万通貨を表しています。

例えば、1通貨100円の通貨を1lot取引する際は、「100円×1万通貨=100万円」の資金が必要です。

2019年11月時点での米ドルが1ドル108円で推移していることを考えると、取引するには108万円の資金が必要になるため、100万円では取引できません

FXは多くの資金が必要になるのでしょうか?

レバレッジを利用すれば数万円から取引できる

「FXを始めるのに100万円以上の資金を準備できないので取引ができない」と諦めた人もいるかもしれませんが、実際はそんなに多くの資金を必要としません。

日本のFX業者で取引する際は、レバレッジと呼ばれる仕組みを利用することによって最大25分の1に資金を抑えることが可能です。

例えば、先ほどのように1通貨100円の通貨を1lot取引する場合には最低でも100万円の資金が必要でしたが、レバレッジを利用すれば4万円の資金で取引できます

このレバレッジをうまく活用すれば、1lotだけでなく、より多くのlotを保有することもできるため、効率良く利益を得られるでしょう。

FX業者によっては数円から取引できる

FXの最小取引単位は「1lot」と説明しましたが、FX業者によってはさらに小さい単位での取引が可能です。

中には0,0001lotの取引に対応しているFX業者もあり、そのFX業者でレバレッジ25倍を利用すれば数円からFXの取引を始められます。

しかし、取引単位を小さくするほど、少ない資金で取引できるというメリットがある一方、得られる利益が少なくなるというデメリットがあります。

そのため、FXである程度の利益を得ることを目的としているのであれば、最低でも1lotは保有するようにしましょう。

100万円をうまく運用する方法

100万円をうまく運用する方法

100万円はレバレッジ25倍で取引した場合は、2,500万円の資金で取引しているのと同じです。

FXでは1日に1%以上の為替変動が生じることはほとんどありませんが、仮に1%の変動が生じた場合は、1日25万円の利益が期待できます。

しかし、100万円を全て運用に回すのはリスクが高いと言えます。

では、100万円を運用する際はどのように運用すればいいのでしょうか?

100万円をうまく運用する方法は以下の5つです。

  • 一部を残して買い増しに備える
  • 証拠金維持率を高く保つ
  • 損切りラインをしっかりと決めておく
  • 通貨を分散してリスクを軽減する
  • スワップポイントを狙う

それぞれの方法について詳しく解説します。

一部を残して買い増しに備える

FXでは、必ず予想通りの変動が生じるとは限りません。

予想とは反対の変動が生じた時に100万円の証拠金の全てを使ってエントリーしていた場合には、損失を1点に受けて大きな損失を抱える可能性があるので注意が必要です。

そのようなリスクを避けるには、資金を一部残して取引をすることです。

例えば、100円で購入したポジションが98円になったものの、その後再び100円まで戻ってきたとします。

100円で購入したポジションを100円で売却すればプラスマイナス0で取引を終えることができますが、98円の底を見抜いて同じ量の通貨を買い増しすれば平均が99円になるため、100円で決済すれば利益になります。

100万円と資金が豊富な場合は、一度の取引で多くのポジションを抱えてしまいがちですが、一部を残して買い増しに備えることがリスクを抑えるうえで重要と言えるでしょう。

証拠金維持率を高く保つ

リーマンショックやフラッシュクラッシュなどの急な為替変動が生じると、レバレッジを高く設定した取引ではロスカットがうまく作動せずに証拠金以上の損失が生じる可能性があります。

株式投資は投資した株式を発行している会社が破綻した場合は、株価が0円になるというリスクを伴います。

しかし、FXは発行している国が破綻しない限り、通貨の価値が0円になることはありません

100万円の証拠金があれば、レバレッジを高く設定しなくても取引ですることが可能です。

レバレッジを低く設定して証拠金維持率を高く保てば証拠金以上の損失が生じないため、安心してFXの取引を行うことができるでしょう。

損切りラインをしっかりと決めておく

証拠金維持率を高く保ちながら取引すれば、ロスカットリスクを抑えることができるため、ロスカットによる無駄な損切りを減らすことができます。

しかし、証拠金維持率を高く保つということはロスカットがなかなか生じないため、自分で損切りをいつ行うのかをしっかりと決めておくことが重要です。

基本的に通貨は価値が上下を繰り返しているため、一度下がっても経済情勢や世界情勢の影響を受けて元に戻る可能性が高いと言えます。

ところが、国の景気が悪化していて国際的な信用が低い通貨の場合には、反転することなく一方向に変動が偏ることも。

そのため、万が一の事態に備えて損切りラインをしっかりと決めておきましょう

通貨を分散してリスクを軽減する

証拠金が少ない場合には、多くのポジションを保有することができないため、ポジションが偏りがちです。

しかし、ポジションが偏っていると万が一の事態が生じた場合の損失を一点に受けるため、影響が大きいと言えます。

一方、100万円という資金はFXの取引を行うには十分な資金であるため、通貨を分散してリスクを抑えることが可能です。

相対関係にある通貨を保有する、反対ポジションを保有するなど通貨やポジションを分散していれば、リスクを抑えながら取引できるでしょう。

スワップポイントを狙う

スワップポイントとは、国が発行している通貨間における金利差のことです。

金利差がある通貨を取引した時は、保有したポジションによってはスワップポイントを毎日得ることができます。

2019年11月時点で米ドルを1lot取引した場合に得られるスワップポイントは最大で60円です。

同時点の米ドルは1ドル約109円であるため、lot43,600円の資金が必要です。

仮に米ドルだけを保有すると、最大22lot保有できるため、1,320円のスワップポイントを毎日受け取ることができます。

1つの通貨を多く保有することはリスクが高いと言えますが、資金が豊富にある場合には、スワップポイントを狙うことも1つの選択肢と言えるでしょう。

まとめ

まとめ

FXを始めるにあたって、いくら資金が必要なのか気になっている人も多いと思いますが、1lotの取引をする場合には最低でも数万円の資金があれば取引を始めることが可能です。

また、FX業者の中には0.0001lotから取引できる業者もあるため、数円あればFXを始めることもできます。

そのため、100万円あれば十分にFXの取引ができますが、資金に余裕があることで誤った取引方法を選びやすいので注意が必要です。

100万円の資金でFXの取引を始めるのであれば、一部を残して買い増しに備える・証拠金維持率を高く保つなど、リスク管理を徹底しながら取引に臨むように心掛けましょう。

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